「それを口実にすりゃあいいのか!コンテナ二台程度なら運べるし、仕事でも使えて便利ですよーってか、ハハハ」
「なるほどな。でも、道場に置きっぱなしだとたまに出入りしてる変なガキに汚されて一気に泥塗れになるぞ?良いバイクなんだろ?」
 S・Kの悪知恵は名案と言えば名案だった。が、S・Kにしてみれば愛車を作業に使う気は更々ないようだ。
「……ちょっと、そこのファミレスで作戦会議しよう!どうすれば上手くいくか皆で知恵を出そうぜ」
「でも、もう門限までそんなにないよ」
「ぬおー!ちきしょー!ホント、時間なんて止まっちまえば良いのに!」
 S・Kは時間を確認するなり膝頭を叩いた。門限を破れば廊下と講堂の拭き掃除というペナルティが課せられる。
「次はいつにする?」
「来週の月曜はどう?」
「その日は俺、夕飯当番……」K・Yは不安げに言った。
「もう道場のことなんかほっとけよ。そう言えば国分寺に美味いラーメン屋見つけたんだ。今度食べに行こうぜ。学割もあるんだよ、その店」
 食べ物の話になるやいなや、T・MとS・Kは急に浮き足立った。脱毛ラボ 料金